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みなさん、谷です。
いくつかのご意見に関して、補足します。
根本的なことから。
>たぶん「Eメールアドレスの入力を強制」するという手段が「匿名性を
>少し規制すること」になり、それによって「無責任な発言や荒しなどを
>防ぐ」ことが出来るという文脈だろうとは思うのですが、論理的な関連が
>理解できませんでした。
基本的な考え方は、次のとおりです。
発言者に、普段使っている電子メールアドレスの入力を強制します。
この際、電子メールアドレスが実在するものかどうかのチェックが行われます。
つまり、架空の電子メールアドレスは入力できないわけです。
心理的な観点として、Aさんが「私は匿名です」と名乗って(またはまったく名乗らずに)無責任な発言や荒しなどを行う際には罪悪感が伴いにくいとされています。一方、Aさんが「私はBです」と実在する他人を名乗って無責任な発言や荒しを行うとBさんに迷惑がかかる可能性があり、多少なりとも罪悪感を伴うであろうといわれています。なのでここでは「赤の他人のメールアドレスを入力する可能性」はそんなに高くない、と期待されます。
もちろん、他人を騙ることに何の罪悪感も持たない人だって存在しますし、最初からその他人に迷惑をかけることを目的としている人だっているでしょう。そんな人にはまったく効果がありません。
ですからこの方法は万全ではありません。気休め程度にしかならないでしょう。
しかし、今まで10件あったものが3件程度に減るのではないか、というぐらいの期待はもっています。
まず大変残念なことに、「非公開」の設定をデフォルトにすることはできません。
これは現在用いている「(SS)C-BOARD」の仕様です。
それから、公開指定の電子メールアドレスの扱いは現在の設定のままで変えることはできません。ごめんなさい。
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