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Tさん、VBA質問箱の主宰者、谷です。
考えさせられる話題を提供してくださいまして、ありがとうございます。
>仕事で行き詰まって苦しそうな後輩を見た時にどうしますか?
>
>1.手を差し伸べてあげる。
>2.問題が片付くまで、じっと見守ってあげる。
>
>一見1のほうが親切のように見えますが、将来のことを考えると
>2のほうが後輩にとっていい結果になることが多いと思います。
>問題を自分で解決する力をどんどん吸収していきますからね。
実際にはケースバイケースですが・・・
基本的に私は1と2の中間の立場をとります。
仕事で行き詰ってしまった人には、その問題の解決策が目の前にぶら下がっていても気付きにくくなっているものです。ですから
本来はどうあるべき(どうするべき)なのか
その行く手を阻む問題は具体的に何か
その問題の原因は何か
原因を取り除くにはどのような方法をとればよいか
その方法を採用する上での障害は何か
その障害をとりのぞくにはどうすればよいか
障害が取り除けない場合、迂回路はないか
といったことを本人に「気付かせる」べく手をさしのべることはあります。
将来のことを考えると・・・という点では、周りの人がその問題を解決してあげてはいけません。でも、ヒントを与える必要はあると思います。
子供に靴紐の結び方を教えるとき。
最初は結び目を作ってあげて、最後に両側に引っ張れば完成、というところで子供に渡します。子供はわっかを両側に引っ張るだけで靴が結べるわけです。
それができるようになったら、今度はわっかを結び目に通す直前で子供に渡します。
それができるようになったら・・・
誰も、最初からできる人はいません。その問題が、後輩にとって初めて直面するような問題であれば、解決の糸口を教えてあげることも重要です。本人だけで解決できない問題なら、「人にお願いする」ことの大切さや「誰に聞けばよいか」ということも教える必要があるでしょう。もしかしたらその後輩は、すべてを自分ひとりの手で解決しようと思っているかもしれません。
みなさんはどうですか?色々な方のご意見が聞きたいです。
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